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正しい姿勢と肩甲骨を意識して肩こりを解消

人類は、四足歩行から二足歩行に進化して行く過程で、その代償として、宿命的に肩と首は重い頭を支えなければならなくなったために、どうしても人間は今現在も、肩こりに悩まされると言うことは、仕方のないことなのかもしれません。では、どうしたらこのこりから、少しでも解放されることが出来るのでしょうか。やはり運動をすることが大事なことになるようですが、中々日々の忙しさから、長時間運動することは不可能なことですよね。ではどうすればよいのかと言うと、運動していない時の姿勢に常に気を付けることによって、こりが和らぐようです。まずは、肩甲骨と肩甲骨の間隔を広く保ちます。そうすると、背中の筋肉が無駄な動きをしなくて済み、こりが解消されることになります。ただしこの姿勢は、肩が前に倒れて猫背になるため、そこのところは気を付ける必要があります。次に、肩幅を広くする感覚で鎖骨の向きを真横に開き、鎖骨の左右の骨の隙間を広く開くようにすると、背筋が伸び頭の位置が丁度良い所に収まるようになります。胸の側の方も広く保っていれば、体は丸みを帯びて中心の軸が整うことになります。以上2点に気を付けるだけでも、十分に肩こりを解消することが出来ることでしょう。後は、肩甲骨を回す体操も効果的です。肩甲骨には筋肉が多く付着しているため、体操することで体が温まり、肩が軽くなると言う訳です。姿勢と肩甲骨を意識することが重要のようですね。

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